輸送の安全に関する社内規定
輸送の安全を確保するために定める社内規定は次の通りです。
1.発進時(後退を含む)の安全マネジメント円確認の徹底
(駐車場や構内の10km/h以下の低速域事故が最も多い)
- 指差し確認「左右のミラー及びアンダーミラーを確実に指差し確認」。
- 座席から身体を起こし、ミラーに映らない死角の部分を目視で確認する。
- 後退時、ガイドの下車誘導の徹底、ワンマンの場合は下車して周囲の安全を確認。
- 車内事故を防ぐためシートベルトの着用を促す案内を発射前に必ずする。
2.交差点での安全確認
- 黄色信号の進入は厳禁とする。
(進行方向の歩行者信号点滅時には速度を緩め停止の準備をする) - 右折時には、交差点の中心で一旦停車し対向車と右折方向の安全を確認、徐行して進む。
- 左折時には、ハンドルを切る手前で必ず一旦停車し左後方の安全を確認した後、徐行して進む。
- 交差点で赤信号で停車し、青信号で発進する際は、歩行者の有無を確認する。
(歩行者用の信号が点滅してから急いで渡ろうとし赤信号になっても渡りきれない人がいる)
3.横断歩道の安全確認
- 横断歩道の手前ではアクセルペダルから足を離し歩行者の有無を確認する。
- 横断歩道を渡ろうとする人がいた場合は手前で停車し、ハザードランプを点灯し
対向車に歩行者が渡ることを知らせる。
4.速度と車間距離
- 走行中は、速度に応じた追従距離を保ち安全速度を維持する。
- 高速道路での巡航速度は90~95km/hとし、車間距離は3秒間以上の距離とする。
追い越し等で速度を上げる場合でも上限を100km/hとし、追越が終わり走行車線に
戻ったら巡航速度に戻す。 - 一般道路では、法定速度を遵守し車間距離を十分取り安全運転に徹すること。
- 大型商業施設、車の出入りの激しい場所を通過する際は、できるだけ速度を落とし周囲の安全を確認する。
5.危険を予測した運転
- 「…かも知れない」運転に徹し、だろう運転との決別、信号の無い交差点、歩道が無く民家が立ち並ぶ道路は特に注意が必要である。
人や自転車の飛び出しがあるかもしれないという意識を持ち、 容易に止まれる速度で走行する。 - 駐停車禁止場所や他の交通の妨げになるような、危険が予測される場所での乗降は
一切禁止とする。
6.防衛三原則側の徹底
- 運転は常に道路、交通、天候の状況に応じた安全速度に調整し、自らの責任事故を起こさない。
- 進路付近の通行人、車両等に対しては、絶えず注意力を結集して他人の事故に巻き込まれない。
- 安全のためには、相手の不法、不当行為には、自らの権利を放棄して、思いやりの気持ちを持って譲り合いの精神で進んで退避する。
2018年度[安全目標の達成状況]
2018年度当社の安全目標の達成状況をご報告いたします。
- 今年度、人身事故をゼロにする… 人身事故ゼロを達成しました。
- 物損事故をゼロにする… 物損事故ゼロを達成しました。
当社では、2019年度も安全目標を定めています。
達成に向けて社員一丸となって安全への取り組みを進めて参ります。
2019年度[安全に関する基本方針と安全目標]
安全に関する基本方針
- 最優先は、安全の確保である。これがバス事業者の使命と深く認識して、社長及び役員·社員一同が安全確保に最善の努力を尽くす。
- 輸送の安全に関する法令及び関連する規定を遵守し、厳正かつ忠実に職務を遂行する。
- 輸送の安全に関する費用や事故防止のための投資を、積極的かつ効率的に行うよう勤める。
- 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し、これを適確に実施する。
- 輸送の安全に関するチェックを行い、必要な是正措置又は予防措置を講ずる。
- 輸送の安全に関する情報については、積極的に公表する。
安全目標
2019年度は前年度以上に目標を掲げ、達成を目指します。
- 人身事故をゼロにする!
- 物損事故をゼロにする!
- 速度超過など法令違反を撲滅する!
- 急ブレーキ·急発進による車内事故をゼロにする!
- 飲酒運転をゼロにする!